2019年12月23日

プライドを持ってやっていたもぅひとつの仕事

プライドを持ってやっていたもぅひとつの仕事
camomille(カモミーユ)の名刺です。
高校でマッキントッシュでIllustratorとPhotoshopの使い方を習ったくらいで
三年生の冬。
授業の一環で提出した市のポスターコンペで賞をいただき、それがご縁で

18歳の時。
デザイン会社に入りましたが…
自分の未熟さからその業界の厳しさについていけず辞めてしまいました…。

でも、私の出来ることは、それしかない事に気付き…。
製版会社へ入り…毎日自転車通勤しながら
あとは、汗と涙と眠気と体力と金欠と闘いながら、褒めて伸ばす職場ではなかったので、沢山悔しい思いをしました…

歯を食いしばりすぎて、奥歯が割れてしまったり
ストレスで体調を崩してしまいました…。

その頃、
勉強のため、個人的にデザイナーさんのお教室へ通っていてデザインの考え方などを教わっていた私の師匠からの紹介で
印刷会社へ転職しました。
高校卒業して、すぐ家を出たので…
貯金もできず、家賃と光熱費を払うので精一杯でしたし病院代もかかるし
とにかく、私には生活がかかっていました。

なので、
その時のお話は凄く有難い事でした。
その時21才。


しかも、私は勉強中のみで未熟で…
(今もですが(^◇^;))

最初は、周りの環境などにも馴染めず。
上司とも折り合いがうまくいかなくて…
色々ありました…

まず、webデザイナーの先輩は1人いたのですが、
グラフィックのデザイナーは私だけでした。
もちろん、先輩に聞くことも出来ましたが、お互い忙しくとにかく時間に追われていました。

時間があまりとれない仕事で、
納得がいかない仕上がりのまま校正をだし、
酷評をもらうことも…。

たとえ、納得して提出しても、
それが、自己満足で終わってしまうことも…。

だから、コンペも出したり。

会社の色を守りながらもインパクトのあるものを!をテーマに

とにかく、その事を考え続け悩み続け…。

ふっと、力を抜いて作ったDMをとても褒めてくれたことから流れが変わってきました。

自分がつくりたいと肩の力を抜いて
作ったものを評価してくれる
これ以上の満足感はないじゃないか!!


私自身、自然とコミュニケーションをとれたり、
色々と話していく中で、
人の好みを探るようになり、営業さんとお客さんとの対話も緊張することなく出来るようになってきました。

その中でも…どんなにクライアントからの要望を取り入れたり、打ち合わせを重ねても
営業さんの思考が入っていると、何度も変更がかかったり。
最悪、また作り直しなんてこともありました。
モノトーンで作っていたものをフルカラーにするとか、
B5サイズで作っていたのをA3にするとかになるとほぼ作り直しです。

細かいバランスまで修正がかかると、
デザイナーに任せる意味あるのかな?とも思ったりします。

若い頃は分からなかった、アメとムチのおかげで今があり経験することで理解できたこともあります。
毎日、泣きながら母に電話していたのも
今では、笑い話です(笑)


イラストも描きます。
どちらかといえば、イラスト描いてる時が一番楽しいんです

本当なら手描きが好きなんですが、
仕事のときは、パソコンです。
でも、下絵おこすときはやっぱり手描き。

ロゴも名刺もフライヤーも自分で作成してます。
プライドを持ってやっていたもぅひとつの仕事

現在、現場を離れているのと、
上記の通り、中々大変すぎる作業のため…

今まで、
自分が本当につくりたいものを作っていなかった事に2019年。
やっと気付きました( ̄∀ ̄)(笑)


そんな理由で…
新規の注文はお受けしていませんが…

今からカモミーユを知ってもらうため、こちらの色も
自分なりに出していきたいと思っています

よろしくお願いいたします✨



Posted by みち at 18:10│Comments(0)
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。